平成29年5月15日 各 位
会社名 株式会社クレステック 代表者名 代表取締役社長 髙林 彰
(コード:7812 東証JASDAQ)
問合せ先 取締役執行役員管理部長 三輪 雅人 (TEL.053-435-3553)
(訂正)「平成27年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
当社は、平成27年8月12日に開示いたしました「平成27年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部を訂正いた しましたので、お知らせいたします。
記
1.訂正内容と理由
訂正内容と理由につきましては、本日公表の「有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度決算短信等の訂正に 関するお知らせ」にて開示しておりますのでご参照ください。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数に及ぶため、訂正後の全文を添付し、訂正の箇所には下線を付して表示しております。
以上
平成27年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成27年8月12日
上場会社名 株式会社クレステック 上場取引所 東
コード番号 7812 URL http://www.crestec.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)高林 彰
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員管理部長 (氏名)三輪 雅人 TEL 053-435-3553 定時株主総会開催予定日 平成27年9月24日 配当支払開始予定日 平成27年9月25日
有価証券報告書提出予定日 平成27年9月24日 決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.平成27年6月期の連結業績(平成26年7月1日~平成27年6月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
27年6月期 14,717 11.3 636 32.3 710 51.5 379 101.8 26年6月期 13,226 12.9 481 119.8 469 15.8 188 168.8
(注)包括利益 27年6月期 1,052 百万円 (250.5%) 26年6月期 300 百万円 (△65.0%)
1株当たり 当期純利益
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
自己資本 当期純利益率
総資産 経常利益率
売上高 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
27年6月期 130.58 - 13.1 6.4 4.3
26年6月期 66.83 - 8.2 4.6 3.6
(参考)持分法投資損益 27年6月期 - 百万円 26年6月期 - 百万円
(注)当社は、平成27年4月30日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に 当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
27年6月期 12,023 3,974 28.1 1,125.11
26年6月期 10,156 2,924 24.0 845.16
(参考)自己資本 27年6月期 3,374 百万円 26年6月期 2,433 百万円
(注)当社は、平成27年4月30日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に 当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産」を算定しております。
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による キャッシュ・フロー
投資活動による キャッシュ・フロー
財務活動による キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
27年6月期 459 △748 103 2,563
26年6月期 717 △239 △384 2,419
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額
(合計)
配当性向
(連結)
純資産配当 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
26年6月期 - - - 500.00 500.00 14 7.5 0.6
27年6月期 - 0.00 - 30.00 30.00 89 23.0 3.0
28年6月期(予想) - - - - - -
(注)1.当社は、平成27年4月30日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。平成26年6月期につ いては当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
2.当社は、定款において第2四半期末及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では平成28年6月期 当該基準日における配当予想額は未定であります。
3.平成28年6月期の連結業績予想(平成27年7月1日~平成28年6月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に帰属 する当期純利益
1株当たり 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 27年6月期 2,998,900 株 26年6月期 3,480,000 株
② 期末自己株式数 27年6月期 - 株 26年6月期 601,100 株
③ 期中平均株式数 27年6月期 2,907,173 株 26年6月期 2,815,098 株
(注)当社は、平成27年4月30日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。前連結会計年度の 期首に当該株式分割が行われたと仮定して、発行済株式数(普通株式)を算定しております。
※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、金融商品 取引法に基づく連結財務諸表の監査手続は終了しておりません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると 判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業 績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた っての注意事項等については、添付資料P.2「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分 析」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、平成27年9月1日に機関投資家向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用する決算説明資料は、 開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2
(1)経営成績に関する分析 ……… 2
(2)財政状態に関する分析 ……… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 4
(4)事業等のリスク ……… 4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ……… 6 2.企業集団の状況 ……… 7 3.経営方針 ……… 9
(1)会社の経営の基本方針 ……… 9
(2)目標とする経営指標 ……… 9
(3)中長期的な会社の経営戦略 ……… 9
(4)会社の対処すべき課題 ……… 9
(5)その他、会社の経営上重要な事項 ……… 10
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 11
5.連結財務諸表 ……… 12
(1)連結貸借対照表 ……… 12
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 14
連結損益計算書 ……… 14
連結包括利益計算書 ……… 15
(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 16
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 18
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 19
(継続企業の前提に関する注記) ……… 19
(セグメント情報等) ……… 20
(1株当たり情報) ……… 21
(重要な後発事象) ……… 22
6.その他 ……… 24
(1)役員の異動 ……… 24
(2)その他 ……… 24
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
① 当期の経営成績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、前半は消費税引上げの影響で個人消費の落ち込みが見られたものの、 政府の経済対策や日銀の金融緩和の効果もあり、特に輸出型企業などでは所得も拡大し、また、雇用環境の改善な どにより個人所得や消費も緩やかな回復基調となりました。
一方、海外経済においては、米国では着実な景気回復基調が続いており、欧州経済もやや持ち直していますが、 中国及びその他新興国の経済は不透明感が継続しています。
こうした経済状況のもと、当社グループの主要顧客である日系メーカーでは、輸送機器メーカー、情報機器メー カー、医療機器メーカーなどは全般的には新製品の開発も含め堅調でしたが、電器メーカーなどは全般的には縮小 傾向が続きました。外資系メーカーでは医薬品メーカーが堅調でした。
こうした状況を踏まえ、当社グループでは既存主要顧客との取引の維持・拡大に取り組むとともに、今後の成長 戦略上重要となる医薬・医療品・ヘルスケアメーカー、生活用品メーカーや玩具メーカー、外資系メーカーなど新 たな顧客との取引拡大に注力するとともに、パッケージなどの分野での取引を拡大してまいりました。
また、コスト面では、国内では制作人員の適材適所による稼働効率を上げる事で生産性の向上に努めました。海 外工場では昨年に引続き医薬・医療品・生活用品メーカーとの取引拡大に備え設備投資を行いました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比1,490,852千円(11.3%)増加し、14,717,300千円と なりました。
利益面につきましても、売上増加等の影響により、営業利益は前連結会計年度比155,341千円(32.3%)増加し 636,591千円、経常利益は前連結会計年度比241,755千円(51.5%)増加し710,777千円、当期純利益は前連結会計 年度比191,501千円(101.8%)増加し379,622千円といずれも増益となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。 1)日本
日本国内では、輸送機器メーカー、情報機器メーカー、医療機器メーカーなどは全般的には新製品の開発も含め 堅調でしたが、電器メーカーなどは全般的には縮小傾向が続きました。
このような情勢の中、当社では輸送機器メーカーや情報機器メーカーとの取引が拡大しました。コスト面では特 定の案件でコストが受注時の予想を大きく上回った案件がありました。
この結果、外部顧客への売上高は4,364,747千円(前連結会計年度比0.7%増)、セグメント利益は428,739千円
(前連結会計年度比5.0%増)となりました。 2)中国地域
中国では人件費の高騰や外交問題などの地域リスクもあり、多くの日系メーカーが昨年に引続き中国から生産拠 点の移管を進めました。また、中国経済の悪化もあり、中国国内向けの生産も減少しております。
このような情勢の中、華東地域では昨年に引続き医薬・医療品メーカー向けの取引拡大に向け、設備投資を行 い、華南地域では既存顧客の減産傾向の中、ヘルスケアメーカーなど新規顧客開拓に注力しました。
この結果、外部顧客への売上高は3,763,596千円(前連結会計年度比11.1%増)、セグメント利益は48,199千円
(前連結会計年度比35.8%減)となりました。 3)東南アジア地域
東南アジアでは、中国からの生産移管などが進み、フィリピンやベトナムでは生産量が増加しておりますが、一 部の国では経済の停滞も見られています。
この結果、外部顧客への売上高は5,111,216千円(前連結会計年度比28.9%増)、セグメント利益は225,968千円
(前連結会計年度比94.6%増)となりました。 4)欧米地域
アメリカでは、個人消費などは回復傾向にあるものの、リーマンショック後の販売単価の低下から未だ脱してお らず、ヨーロッパでも未だ回復とは言い難い状況です。
このような情勢の中、アメリカでは事務所兼工場のリース料(平成27年12月契約終了)が負担となっておりま す。ヨーロッパでは、主要顧客でもある輸送機器メーカーとの取引の拡大や人員体制の整備を行いました。
この結果、外部顧客への売上高は1,477,738千円(前連結会計年度比4.1%減)、セグメント損失は60,559千円
(前連結会計年度はセグメント損失125,748千円)となりました。
② 次期の見通し
次期の見通しにつきましては、国内においては米国を中心とした海外経済の回復や雇用改善等による個人消費の 底支えの影響もあり、中国経済の停滞の影響も想定されますが、全体的には緩やかな回復基調で推移するものと予 想されます。海外においては米国経済の景気回復基調の継続、ヨーロッパでも緩やかに回復、アジアにおいては中 国経済の先行きに不透明感はあるものの、全体的には緩やかな回復基調で推移すると思われます。
当社グループのメイン顧客である日系メーカー業界では、全般的には前年度の業績も好調で、事業再編も進んだ 事から、新規製品の開発への投資は進むものと考えられますが、世界的な製品の販売については、当年度と同程度 で推移すると想定されます。
このような状況下で当社グループは前年度に引続き、海外メーカー及び既に取引を開始した医薬・医療品メーカ ーや生活用品メーカーなど新たな業種の顧客との取引拡大に向けて取り組んでまいります。また、新規取引に向け ての生産体制の構築や設備投資を進める一方で、生産量の減少や、製品やサービスの移り変わりなどが起きている 拠点では、それに対応すべく体制や設備の見直しを進めてまいります。
また海外におきましては、前年度に引続き、東南アジアでは、中国からの生産移管などが進み、生産量の増加を 見込んでおります。
なお、為替相場の動向に不透明感があることから、為替差損益につきましては、見込んでおりません。 こうした状況を踏まえ、次期の連結業績の見通しにつきましては、連結売上高15,724百万円(当連結会計年度比 6.8%増)、連結営業利益728百万円(同14.5%増)、連結経常利益602百万円(同15.2%減)、親会社株主に帰属 する当期純利益366百万円(同3.4%減)を見込んでおります。
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度より1,867,607千円増加し、12,023,677千円(前連結会計年度 比18.4%増)となりました。これは主として、現金及び預金の増加212,364千円、受取手形及び売掛金の増加 558,897千円、商品及び製品の増加350,320千円、設備投資に伴う有形固定資産の増加628,923千円によるものであ ります。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度より817,564千円増加し、8,048,705千円(前連結会計年度比 11.3%増)となりました。これは主として、支払手形及び買掛金の増加321,481千円、短期借入金の増加193,968千 円、長期借入金の増加218,081千円によるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度より1,050,042千円増加し、3,974,971千円(前連結会計年度 比35.9%増)となりました。これは主として、利益剰余金の増加128,466千円、為替換算調整勘定の増加573,631千 円によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ143,672千円増加し、当連結会計年度 末には2,563,171千円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以 下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、459,585千円の収入(前連結会計年度は717,680千円の収入)となりまし た。これは主として、法人税等の支払額96,669千円による支出があったものの、税金等調整前当期純利益703,328 千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、748,546千円の支出(前連結会計年度は239,435千円の支出)となりまし た。これは主として、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出656,160千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、103,936千円の収入(前連結会計年度は384,155千円の支出)となりまし た。これは主として、長期借入金の返済による支出1,240,799千円、及びその他支出179,683千円がありましたが、 長期借入れによる収入1,399,148千円、及び短期借入金の純増147,665千円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フローの関連指標の推移
平成26年6月期 平成27年6月期
自己資本比率(%) 24.0 28.1
キャッシュ・フロー対有利子負債 比率(年)
7.1 11.8
インタレスト・カバレッジ・レシ オ(倍)
5.6 4.1
自己資本比率:自己資本/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務諸表数値により計算しております。
2.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用し ております。
3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、リース債務を除く利子を支払っている負 債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払 額を使用しております。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主への利益還元を経営の最重要課題のひとつとして重視するとともに、将来にわたる企業の安定と発 展のために内部留保を充実し、株主の皆様に対する利益を長期的に確保することが重要であると考えております。
この方針に基づき、平成27年6月期の配当については1株当たり30円を予定させて頂きます。
株式上場以降、期末と中間の年2回の配当実施を基本方針としつつ、配当の金額につきましては、配当性向30% 以上を目標に、安定性と成長性のバランスを重視し、経営環境の変化に対応するための持続的な投資に必要な内部 留保、中長期的な業績見通し及び資金状況等を総合的に勘案して業績連動型の配当を実施していく方針にありま す。
また、内部留保資金につきましては、企業体質の強化に向けて有利子負債の削減など財務体質の充実を図りなが ら、海外での投資や既存設備の整備など、当社経営基盤の拡充・整備等に有効に活用し、当社の競争力及び収益力 の向上を図っていきます。
なお、当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、期末配当は6月30日、中間配当は12月31日をそれぞれ基準 日として、剰余金の配当等を取締役会の決議により行うことができることを定款に定めております。
(4)事業等のリスク
本書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあ る事項には、以下のようなものがあります。
また、当社グループとして、必ずしも事業遂行上のリスクとは考えていない事項につきましても、投資家の投資 判断上重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から開示をしております。なお、文中に おける将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
① 景気変動によるリスク
当社グループを含めたBtoB(企業間の商取引)をメインビジネスとした会社の業績は、景気の影響を受け易い 傾向にあります。当社グループは、サービス内容の多様化や、取引顧客の多様化、サービス提供地域の拡大を図 り、景気の影響を受けにくい事業構造の形成に努力しておりますが、顧客が、景気悪化に伴い事業の縮小・製造拠 点の撤廃・統廃合などのリストラクチャリングを行うことや、製品開発の縮小や先送り・遅れなどで、当社グルー プが提供するサービスの利用が縮小され、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
② 主要顧客である日系メーカーのグローバルな製造拠点の移転リスク
当社グループの売上高は、国内のみならず海外においてもそのほとんどを日系メーカーが占めており、当社グル ープの海外現地法人の主要顧客となっています。そのため、主要顧客たる日系メーカーがグローバルな生産活動の 再編に伴い、製造拠点を移転した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
③ ペーパーレス化の影響
近年、コンシューマー向けデジタル製品を中心に取扱説明書といったマニュアルのペーパーレス化が進み、ま た、デジタル製品そのものの市場の縮小を受け同製品向け販売が大きく減少しました。当社グループはグローバ ルネットワークの活用等により、ペーパーレス化の影響を相対的に受けにくい医薬・医療品・生活用品メーカー や輸送機器メーカーとの取引拡大や梱包関連のビジネス拡大に努めていますが、現在は複合機やプリンターなど オフィス向け製品のメーカーとの取引も多く、更にオフィスでのペーパーレス化が進み複合機などの市場が将来 縮小していく場合は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 仕入価格変動リスク
当社グループは、海外では主に紙製品(取扱説明書、化粧箱、ラベル等)を取り扱っており、その原材料である 紙の価格の変動により、仕入価格が影響を受けます。この仕入価格が上昇した場合、直ぐに製品へ価格転嫁できな い場合もあり、その場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑤ 為替変動リスク
当社グループの平成27年6月期の全売上高のうち、70.3%が海外での売上高になり、為替レートの変動による為 替換算後の金額に影響を受けます。円高もしくは円安などがさらに進行した場合は、当社グループの業績に影響を 与える可能性があります。
⑥ 有利子負債残高に関するリスク
当社グループの平成27年6月期末の有利子負債残高(借入金、リース債務の合計額)は5,668百万円と総資産の 47.1%を占めています。原則、変動金利で借入を行っており、市場金利が上昇した場合には、金融費用が増加する 等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑦ カントリーリスク
当社グループの平成27年6月期の全売上高のうち、34.7%が東南アジアで、25.6%が中国であり、これらの国で の法改正や人件費高騰、外交問題などの要因により、顧客の撤退や生産縮小などの影響が出ると、当社グループに も影響が出ます。当社グループでは、多くの国に進出し、その影響を分散する事でリスクを縮小する事業構造を築 いておりますが、カントリーリスクが顕在化した場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑧ 製品の品質にかかるリスク
当社グループは、デジタル製品や家電、輸送機器等の取扱説明書の制作・編集・印刷や、梱包材などの供給を行 っております。当社にて社長直轄のグループ全体を統括する品質管理室を設置し、加えて、各拠点にも品質担当者 を配置することで、継続的に品質の向上・改善を図り、顧客のニーズに応じ適時適切な対応を図る体制を構築して おります。しかしながら、企画・編集・制作時のミスや印刷時のミスプリント、乱丁等が発生した場合には、損害 金額の規模や頻度、事後対応、さらには当社グループの信用が失墜することによって、業績に影響を与える可能性 があります。
⑨ 主要顧客の生産動向によるリスク
当社グループの平成27年6月期の売上高のうち、最大顧客でも全体の10%程度であり、特定の顧客による影響は ある程度、分散されております。しかしながら、主要顧客の生産動向が変化した場合には、特定の地域セグメント の損益が悪化するなどして、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑩ 競合によるリスク
国内では、主に電機メーカーなどのリストラクチャリングにより、既にマニュアル制作業界は縮小しているとい われております。今後、さらに国内メーカーのリストラクチャリングが進むと、現存の同業会社の中でも更に競争 が進むため、その様な状況が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
海外でも同様に、日系メーカーのリストラクチャリングが進んでおります。また、ローカルの同業会社も台頭 し、競争は厳しくなっております。ただし、新興国の発展などに伴い、より高品質のサービスが求められるケース も増えてきており、今後も顧客からの業務発注を受け、かつ、発注量を増加させるためにも、海外での高品質、安 定供給、安定価格での優位性に向けた対応を図っていますが、今後、優位性を維持継続できない場合は、当社グル ープの業績に影響を与える可能性があります。
⑪ 情報漏洩によるリスク
当社グループでは、顧客の未公表の新製品及びリニューアル品に関する開発情報に接しております。また、業務 上で顧客に関する個人情報を扱う機会は限定的ではあるものの存在します。当社グループでは、リスクマネジメン トの中でも情報セキュリティに関して、最重要項目の一つとして捉え、情報セキュリティ分科委員会を設置し、グ ループの諸規程の制定、役員・従業員・パート社員への研修の実施、管理体制の体系化、システム・運用の強化を 実施しています。しかしながら、その情報が漏洩した場合、顧客から当社グループへの損害賠償請求や信用の低 下、取引停止など、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
⑫ 法規制に関するリスク
現在、当社グループは、許可・認可など経営を行う上で直接的に規制を受ける事業は営んでおりませんが、今 後、取扱説明書及び修理マニュアルなどの制作物の表現内容などに新たに影響を及ぼす法令、各種規制が撤廃もし くは緩和された場合には、取扱説明書の記載義務が減り、結果ページ数などが減少し当社グループの業績に影響を 与える可能性があります。
⑬ 優秀な人材の確保
当社グループが継続的な成長を続けるためには、優秀な人材を確保し、教育・育成していくことが重要課題の一 つであると認識しております。そのため、当社グループは、採用活動の全社的強化及び能力開発体制の構築等、優 秀な人材の獲得・育成に努めております。しかしながら、当社グループが求める人材を計画通り確保し育成できな かった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑭ 自然災害、人災等について
当社グループは、国内、海外に多くの拠点があります。BCM分科委員会を設置し、緊急時での事業の継続のため のバックアップ体制を構築していますが、今後、局地的な水害や地震等の自然災害や火災、暴動、テロ等の人災が 発生した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 該当事項はありません。
2.企業集団の状況
当社グループは、当社、国内子会社㈱パセイジ他1社、海外子会社15社で構成されており、ドキュメント事業及 びソリューション事業を行っています。当社グループの事業内容及び当社と関係会社に関わる位置づけは以下のと おりです。
なお、当社グループにおけるドキュメント事業の占める割合が高いため、セグメント情報については地域別の情 報としております。各セグメントに属する会社については事業系統図に記載のとおりです。
(1)国内
当社グループは、顧客である企業の新製品に添付する取扱説明書及びメカニック向けの修理マニュアル等のライ ティング(仕様書や実機等を元に製品ユーザーに向けた文章を執筆)から、イラスト作成、データ組版、翻訳、印 刷等のドキュメンテーション作成に関わる業務を中心に行っております。具体的には企業の新製品に必要なドキュ メント(取扱説明書、修理マニュアル、設置マニュアル等)の制作に開発段階から係わり、当社グループのドキュ メントを読んだ使用者がその新製品を安全かつ分かりやすく操作できるよう、専門的な技術情報を理解しやすく説 明・表現し、最終提供形態であるデータもしくは印刷物等の形あるものに変える創造性の高い業務を行っておりま す。当社グループではこの分野を“テクニカルドキュメンテーション”と呼んでおります。なお、このテクニカル ドキュメンテーションにおいて当社グループが関与しております主な製品群は下記となります。
・デジタル製品(デジタルカメラ、ビデオ、携帯電話、ゲーム機器等)
・輸送機器(2輪車、4輪車、建機、汎用エンジン、船舶等)
・情報機器(プリンター、ファックス、コピー機、パソコン等)
・家電(洗濯機、冷蔵庫、ミシン、電子レンジ、エアコン等)
・医療機器(各種分析・検査機器)
・産業機器(産業用ロボット、工作機械等)
現在、このテクニカルドキュメンテーションのビジネスをベースに、顧客の新製品開発に際しての市場動向調査 や各国の法令確認、さらには、印刷の後作業である製品の梱包設計や印刷物輸送などドキュメント制作以外の周辺 業務にまで業務の幅を広げ、顧客である企業へのサービスを川上から川下まで一貫してサポートしています。ま た、ドキュメント制作の効率化に合わせ、原稿作成支援ソフト、翻訳支援ソフト、加えてデータ管理システムな ど、顧客が自身でドキュメントの開発を行えるよう、ドキュメント作成ソフトの開発・販売にもビジネス展開を行 っております。
(2)海外
当社グループは、テクニカルドキュメンテーションサービスを提供する中で、海外でのサポート体制も重要な要 素の一つとして考えており、昭和59年の創業時から海外への進出を行ってきました。本書提出日現在海外において 11か国に13法人、19拠点を配して、例えば顧客の工場への部材供給(マニュアル・箱・ラベル等の印刷物、CD、パ レット等)や販促活動の支援業務(広告媒体、展示会、販売代行業務等)を通じて、海外に販売拠点を持つ顧客の 新製品開発・販売を支援しております。このような当社グループのグローバルのネットワークにより、日本から海 外まで販売拠点を持つ顧客を当社グループ全体としてサポートすることが可能であり、海外においても国内と同等 の品質(信頼)でサービスを提供することができております。これらのネットワークと品質を兼ね備えたサービス が、同業他社では提供されていない細かなサービスとなっており、当社グループの特徴となっていると考えており ます。
[事業系統図]
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「クレステックは企業として、社会に通用する企業を目指す。(情報の創造と提供により安心 して暮らせる社会に貢献する)」、「クレステックの社員は、社会人として通用する人間を目指す。(グローバル 社会から尊敬される人間を目指す)」を経営理念に揚げ、伝えたい情報に形を与え、世界の人と人、人とモノを結 ぶコミュニケーションツールの創造を行い、安心して使える高品質の製品およびサービスの提供に全力で取り組み 続け、信頼と魅力ある製品およびサービスを提供するため、常にお客様の視点に立って、行動して行く事を事業活 動方針とし、日本を代表するドキュメント企業を目指し、世界の中でもドキュメントソリューション企業として業 界をリードする企業を目指します。
平成27年度も引き続き、これまで培ったテクニカルドキュメント分野でのノウハウやビジネスをベースに、ドキ ュメントソリューション分野での新たな発展・成長の基礎を立ち上げていく年度として取り組んでまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、既存ビジネスを拡大していくとともに、新たな製品・サービス、顧客、地域でグローバルな展 開による売上拡大を目指して行くとともに、環境変化にすばやく対応すべく最適な体制管理を行うことによりコス トの低減をはかり、収益性を高めて行くことを目標とし企業経営に取り組んでまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループの主要事業であるドキュメント事業では、これまでは日系製造メーカーのグローバル展開により、 販売対象国が増えるなど、翻訳件数や印刷アイテムなどが増えて来ましたが、一方で、ペーパーレス化やスマート フォンの浸透により、多くのデジタル機器の販売が大きく減少しました。
このような環境の中、当社グループはこれまでのノウハウをベースに、医療・医薬品メーカーや外資系メーカー などの新たな顧客の獲得や、輸送機器メーカーや建設機械メーカーへの更なる取引拡大に努めてまいります。
(4)会社の対処すべき課題
当社グループをとりまく環境はリーマンショック以前、デジタル製品の市場拡大や、日系メーカーのグローバル 展開による販売対象国の増加など、製品ラインナップが増え、結果として当社グループの取り扱うマニュアルや印 刷物、梱包材などの販売量が増えておりました。
しかしながらリーマンショック以後は、世界景気の減退、円高やグローバルな競争環境の激化による顧客からの コストダウン要求、さらにスマートフォン登場後はデジタル製品のスマートフォンへの集約化によるデジタル製品 のラインナップの減少やペーパーレス化の進行によるページ数の減少などにより、特に一般消費者向けの電機メー カー向けの販売量が大きく減少しました。
このような環境の中、当社グループは、多品種小ロット対応を得意としたグローバルネットワーク体制を持つ企 業グループとして、顧客からの日本基準の高い品質管理・コストダウン要請に応えるべく、工程改善などにより高 い品質管理体制・価格競争力を培ってきました。
これからは、こうした過去31年の実績に基づいた信用と信頼を持って、以下に掲げる当社グループの対処すべき 課題に全力で取り組んでまいります。
① グローバル展開のトラックレコードを活かした顧客の拡大
当社グループは、デジタル家電・複合機・輸送機器など日系メーカーが生産拠点を海外にシフトするに際し、共 にグローバル拠点を展開してきた実績があります。この海外進出によって、日系メーカーと長年に亘る取引を行 い、さらなる信用を獲得してきたと考えています。
これまではデジタル製品を中心とした日系メーカーとの取引を主としておりましたが、今後はこのような取引実 績を背景に、海外メーカー及び既に取引を開始した医薬・医療品メーカーや生活用品メーカーなど新たな業種の顧 客との取引の拡大をさらに進め、事業成長が可能な事業のポートフォリオを、他社に先立って確立していくことを 目指します。
② 顧客に対するグローバルサポート体制の強化
当社グループは、マニュアルのデータ作成や翻訳を日本国内で行い、印刷工程を顧客の海外拠点の近くで行うグ ローバルサポート体制を構築しておりますが、業界環境が変化するに伴い、現在ではマニュアル制作の受注だけで なく、梱包材などの納入に係る取引が拡大しております。
今後は上記のように、顧客のニーズに沿ったサポートを徹底していくことを目的として、サプライチェーンの川
③ 多品種小ロットの対応
当社グループは、経済性が低く大手印刷業者では取り扱わない多品種小ロットの印刷発注を効率的にオペレーシ ョンする体制を築いており、少量の製品を取り扱う顧客やJIT(ジャスト・イン・タイム)で生産体制を確立してい る顧客にとって貴重な戦力として着実に進展してきました。
今後も多品種小ロットの発注に対応する体制を構築することによって、大手印刷業者がオペレーションできない 取引を獲得し、サプライチェーンの一角として顧客に必要とされるよう事業を展開していきます。
④ 専門的な技術の確立と人材の育成
当社グループの強みは多品種小ロットの印刷受注に対応できるグローバルでのサポート体制と考えております が、それを支える技術の確立と人材の育成は経営の最重要課題の一つと考えております。
現在、専門的な技術の確立のために、多言語翻訳の標準的な規格を策定するGALA標準規格イニシアチブ(※)や 翻訳業界の技術開発をリードしている翻訳自動化ユーザー協会(Translation Automation User Society)に加入 したり、人材育成のために、現場力強化のための海外研修や日本パッケージングコンテストの応募など様々な取組 みを実施したりすることで、当社グループの体制をさらに強化できるよう努力しております。
※ GALA(Globalization and Localization Association)標準規格イニシアチブ:多言語翻訳の標準規格を策定 し、普及を促進するための公的な試み
⑤ 国内での新規ビジネスと組織再編
国内においては、既存のマニュアル制作の市場規模が縮小しており、今後もこのような傾向が継続すると予想さ れることから、次世代マニュアル(組込みマニュアル、タブレット端末、IoT(※1)での情報提供サービス 等)、国際規格対応サポート(CEマーキング(※2)等)、教育コンテンツ等のビジネス化や、マニュアル制作シ ステムの開発(制作統合支援ツール、DITA(※3)化等)、マーケティング・サポートビジネス、コンサルビジネ スなどへの事業領域の拡大に取り組んでまいります。
また当連結会計年度には、組織再編として制作の一元管理化、効率的な顧客拡大のための東京への人材集中、重 複していた翻訳体制の解消により、更なる効率化を図ってまいりました。今後は制作業務全てを精査し、付加価値 業務と量産業務の切り分けを行うことで、全体最適化を進めて更なる原価低減を進めてまいります。
※1 IoT(Internet of Things):コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノ に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔 計測などを行うこと
※2 CEマーキング:商品がすべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられるマークで、EEA(欧州経済領域)や トルコ、スイスで販売する際には取得が必要となる
※3 DITA(Darwin Information Typing Architecture):技術情報を制作・発行・配布するためのXMLに基づいた アーキテクチャ
⑥ 株主との対話・株主還元
当社グループでは、株主の皆様との対話を通じた企業価値の向上を目指しており、株主の皆様に有益な企業情報 の発信やIR活動を積極的に推進していく方針です。この対話を通じて、経営方針や経営戦略についてもより分か りやすい説明を目指し、株主の皆様と当社グループとの建設的な関係を築いていきたいと考えております。
こうした方針を前提に、株主還元の内容や趣旨説明についても経営の最重要課題の一つとして認識をしており、 将来の事業展開と経営基盤の強化のために必要な内部留保は残しつつ、充実した株主還元を行うことが重要である と考えております。
(5)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用してお ります。
5.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度
(平成26年6月30日)
当連結会計年度
(平成27年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,250,491 3,462,856
受取手形及び売掛金 2,112,334 2,671,231
商品及び製品 613,477 963,797
仕掛品 655,106 743,901
原材料及び貯蔵品 250,409 298,310
繰延税金資産 173,821 232,733
その他 475,152 483,087
貸倒引当金 △13,413 △5,181
流動資産合計 7,517,380 8,850,737
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 448,732 582,978
機械装置及び運搬具(純額) 822,819 1,231,162
工具、器具及び備品(純額) 199,978 200,577
土地 134,905 220,641
有形固定資産合計 1,606,436 2,235,359
無形固定資産 187,650 199,132
投資その他の資産
投資有価証券 103,905 96,485
退職給付に係る資産 50,317 97,413
繰延税金資産 401,940 206,511
その他 288,439 343,482
貸倒引当金 - △5,445
投資その他の資産合計 844,603 738,448
固定資産合計 2,638,690 3,172,940
資産合計 10,156,070 12,023,677
(単位:千円)
前連結会計年度
(平成26年6月30日)
当連結会計年度
(平成27年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 885,074 1,206,555
短期借入金 1,636,524 1,830,492
1年内償還予定の社債 20,000 -
1年内返済予定の長期借入金 1,179,847 1,144,214
リース債務 129,057 119,638
未払法人税等 36,834 58,124
賞与引当金 91,875 89,092
未払金 461,036 566,587
その他 216,683 232,940
流動負債合計 4,656,932 5,247,646
固定負債
長期借入金 2,230,451 2,448,533
リース債務 161,247 126,100
役員退職慰労引当金 30,880 38,627
退職給付に係る負債 134,588 187,010
その他 17,039 787
固定負債合計 2,574,208 2,801,059
負債合計 7,231,141 8,048,705
純資産の部
株主資本
資本金 99,000 105,000
資本剰余金 27,678 30,000
利益剰余金 2,778,448 2,906,914
自己株式 △240,440 -
株主資本合計 2,664,686 3,041,914
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △2,644 3,362
為替換算調整勘定 △202,810 370,820
退職給付に係る調整累計額 △26,106 △42,013
その他の包括利益累計額合計 △231,561 332,169
少数株主持分 491,804 600,887
純資産合計 2,924,929 3,974,971
負債純資産合計 10,156,070 12,023,677
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 (自 平成25年7月1日
至 平成26年6月30日)
当連結会計年度 (自 平成26年7月1日
至 平成27年6月30日)
売上高 13,226,448 14,717,300
売上原価 9,741,338 10,972,111
売上総利益 3,485,110 3,745,189
販売費及び一般管理費
役員報酬 45,360 45,660
給料 1,129,386 1,159,263
賞与引当金繰入額 115,112 77,041
役員退職慰労引当金繰入額 7,747 7,747
退職給付費用 47,593 47,344
貸倒引当金繰入額 5,141 -
減価償却費 83,420 88,127
賃借料 268,016 320,300
研究開発費 62,023 31,652
その他 1,240,059 1,331,460
販売費及び一般管理費合計 3,003,859 3,108,597
営業利益 481,250 636,591
営業外収益
受取利息 16,964 14,925
受取配当金 111 425
作業くず売却益 43,891 30,345
為替差益 48,919 155,765
その他 34,755 20,831
営業外収益合計 144,642 222,292
営業外費用
支払利息 124,109 110,447
その他 32,760 37,658
営業外費用合計 156,870 148,106
経常利益 469,022 710,777
特別利益
固定資産売却益 2,719 2,864
債務免除益 470 -
特別利益合計 3,189 2,864
特別損失
固定資産売却損 2,611 3,692
固定資産除却損 6,549 6,621
関係会社出資金評価損 5,976 -
その他 501 -
特別損失合計 15,638 10,313
税金等調整前当期純利益 456,573 703,328
法人税、住民税及び事業税 94,508 159,824
法人税等調整額 158,370 157,983
法人税等合計 252,878 317,808
少数株主損益調整前当期純利益 203,694 385,520
少数株主利益 15,573 5,898
当期純利益 188,121 379,622
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 (自 平成25年7月1日
至 平成26年6月30日)
当連結会計年度 (自 平成26年7月1日
至 平成27年6月30日)
少数株主損益調整前当期純利益 203,694 385,520
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,251 6,007
為替換算調整勘定 94,361 676,817
退職給付に係る調整額 - △15,907
その他の包括利益合計 96,613 666,916
包括利益 300,307 1,052,436
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 278,005 943,353
少数株主に係る包括利益 22,302 109,083
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成25年7月1日 至 平成26年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 97,000 24,500 2,604,227 △264,000 2,461,727
当期変動額
新株の発行 2,000 2,000 4,000
剰余金の配当 △13,900 △13,900
当期純利益 188,121 188,121
自己株式の処分 1,178 23,560 24,738
自己株式の消却 -
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 2,000 3,178 174,221 23,560 202,959
当期末残高 99,000 27,678 2,778,448 △240,440 2,664,686
その他の包括利益累計額
少数株主持分 純資産合計
その他有価証 券評価差額金
為替換算調整 勘定
退職給付に係 る調整累計額
その他の包括 利益累計額合 計
当期首残高 △4,895 △290,443 - △295,339 469,501 2,635,889
当期変動額
新株の発行 4,000
剰余金の配当 △13,900
当期純利益 188,121
自己株式の処分 24,738
自己株式の消却 -
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
2,251 87,632 △26,106 63,777 22,302 86,080
当期変動額合計 2,251 87,632 △26,106 63,777 22,302 289,039
当期末残高 △2,644 △202,810 △26,106 △231,561 491,804 2,924,929
当連結会計年度(自 平成26年7月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 99,000 27,678 2,778,448 △240,440 2,664,686
当期変動額
新株の発行 6,000 6,000 12,000
剰余金の配当 △14,394 △14,394
当期純利益 379,622 379,622
自己株式の処分 -
自己株式の消却 △3,678 △236,762 240,440 -
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 6,000 2,322 128,465 240,440 377,227
当期末残高 105,000 30,000 2,906,914 - 3,041,914
その他の包括利益累計額
少数株主持分 純資産合計
その他有価証 券評価差額金
為替換算調整 勘定
退職給付に係 る調整累計額
その他の包括 利益累計額合 計
当期首残高 △2,644 △202,810 △26,106 △231,561 491,804 2,924,929
当期変動額
新株の発行 12,000
剰余金の配当 △14,394
当期純利益 379,622
自己株式の処分 -
自己株式の消却 -
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
6,007 573,631 △15,907 563,731 109,083 672,814
当期変動額合計 6,007 573,631 △15,907 563,731 109,083 1,050,042
当期末残高 3,362 370,820 △42,013 332,169 600,887 3,974,971
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 (自 平成25年7月1日
至 平成26年6月30日)
当連結会計年度 (自 平成26年7月1日
至 平成27年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 456,573 703,328
減価償却費 342,901 380,333
貸倒引当金の増減額(△は減少) 2,755 △4,060
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,344 △2,783
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △37,735 13,207
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 7,747 7,747
受取利息及び受取配当金 △17,075 △15,350
支払利息 124,109 110,447
有形固定資産売却損益(△は益) △108 827
有形固定資産除却損 6,549 6,621
関係会社出資金評価損 5,976 -
売上債権の増減額(△は増加) 458,897 △200,588
たな卸資産の増減額(△は増加) △119,925 △310,041
仕入債務の増減額(△は減少) △84,568 63,788
その他 △171,295 △100,643
小計 977,144 652,833
利息及び配当金の受取額 16,891 15,339
利息の支払額 △127,346 △111,919
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △149,010 △96,669
営業活動によるキャッシュ・フロー 717,680 459,585
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △365,578 △453,899
定期預金の払戻による収入 272,152 405,591
有形固定資産の取得による支出 △136,304 △656,160
有形固定資産の売却による収入 28,138 8,126
無形固定資産の取得による支出 △36,113 △12,675
その他 △1,729 △39,528
投資活動によるキャッシュ・フロー △239,435 △748,546
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △284,195 147,665
長期借入れによる収入 1,683,000 1,399,148
長期借入金の返済による支出 △1,537,551 △1,240,799
社債の償還による支出 △42,000 △20,000
株式の発行による収入 4,000 12,000
配当金の支払額 △13,900 △14,394
その他 △193,508 △179,683
財務活動によるキャッシュ・フロー △384,155 103,936
現金及び現金同等物に係る換算差額 37,439 328,697
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 131,528 143,672
現金及び現金同等物の期首残高 2,287,970 2,419,498
現金及び現金同等物の期末残高 2,419,498 2,563,171
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】 1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経 営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、主にドキュメント事業を行っており、国内においては当社及び株式会社パセイジが、海外におい ては中国地域、東南アジア地域、欧米地域を、それぞれの地域の所在国における現地法人が、担当しており ます。
当社としては、各地域を独立した経営単位として考えており、取り扱う製品について各地域の包括的な戦 略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、
「中国地域」、「東南アジア地域」、「欧米地域」の4つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している方法と同一 であります。
セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項 該当事項はありません。
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成25年7月1日 至 平成26年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 (注)1.
連結財務諸表 計上額 (注)2.
日本 中国地域 東南アジア地域 欧米地域 計
売上高
外部顧客への 売上高
4,332,583 3,386,578 3,966,479 1,540,808 13,226,448 - 13,226,448
セグメント間 の内部売上高 又は振替高
398,391 124,032 41,772 298,506 862,703 △862,703 -
計 4,730,974 3,510,610 4,008,251 1,839,314 14,089,152 △862,703 13,226,448
セグメント利益 又は損失(△)
408,207 75,075 116,148 △125,748 473,683 7,566 481,250
セグメント資産 6,809,940 2,907,035 2,439,445 810,952 12,967,373 △2,811,303 10,156,070
セグメント負債 5,552,002 903,162 1,154,487 487,444 8,097,098 △865,957 7,231,141
その他の項目
減価償却費 52,580 146,225 134,545 9,550 342,901 - 342,901
有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額
77,189 133,942 84,165 22,175 317,472 - 317,472
(注)1.調整額は、セグメント間取引消去によるものです。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 平成26年7月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 (注)1.
連結財務諸表 計上額 (注)2.
日本 中国地域 東南アジア地域 欧米地域 計
売上高
外部顧客への 売上高
4,364,747 3,763,596 5,111,216 1,477,738 14,717,300 - 14,717,300
セグメント間 の内部売上高 又は振替高
493,732 151,203 39,253 277,261 961,450 △961,450 -
計 4,858,480 3,914,800 5,150,470 1,755,000 15,678,751 △961,450 14,717,300
セグメント利益 又は損失(△)
428,739 48,199 225,968 △60,559 642,347 △5,756 636,591
セグメント資産 7,516,698 3,512,856 3,309,215 1,085,864 15,424,635 △3,400,957 12,023,677
セグメント負債 5,996,834 1,046,100 1,613,190 601,675 9,257,800 △1,209,094 8,048,705
その他の項目
減価償却費 51,549 165,484 146,971 16,328 380,333 - 380,333
有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額
38,034 413,064 82,385 198,801 732,285 - 732,285
(注)1.調整額は、セグメント間取引消去によるものです。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成25年7月1日 至 平成26年6月30日)
当連結会計年度
(自 平成26年7月1日 至 平成27年6月30日)
1株当たり純資産額 845.16円 1,125.11円
1株当たり当期純利益金額 66.83円 130.58円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であ ったため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
2.当社は、平成27年4月30日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。前連結会計年度の 期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定してお ります。
3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成25年7月1日 至 平成26年6月30日)
当連結会計年度
(自 平成26年7月1日 至 平成27年6月30日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益金額(千円) 188,121 379,622
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益金額(千円) 188,121 379,622
期中平均株式数(株) 2,815,098 2,907,173
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか った潜在株式の概要
- -
(重要な後発事象) 1.公募増資について
当社は、平成27年7月8日に東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場いたしました。当社は上場にあたり、 平成27年6月4日及び平成27年6月17日開催の取締役会決議において、以下のとおり新株式の発行を決議しており、平 成27年7月7日に払込が完了いたしました。
(1) 募集株式の種類及び数 当社普通株式 191,000株
(2) 発行価格 1株につき960円 一般公募はこの価格にて行いました。
(3) 引受価額
1株につき883.20円
この価額は、当社が引受人より1株当たりの払込金として受け取った金額 であります。なお、発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取 金となります。
(4) 払込金額
1株につき773.5円
この金額は、会社法上の払込金額であり、平成27年6月17日開催の取締役 会において決定された金額であります。
(5) 払込期日 平成27年7月7日
(6) 資本組入額 1株につき441.60円
(7) 発行価額の総額 147,738千円 会社法上の払込金額の総額であります。
(8) 引受価額の総額 168,691千円
(9) 資本組入額の総額 84,345千円
(10) 募集方法 一般募集(ブックビルディング方式による募集)
(11) 資金の使途
子会社であるSUZHOU CRESTEC PRINTING CO.,LTD.及びCRESTEC USA INC.に 対する投融資に充当し、SUZHOU CRESTEC PRINTING CO.,LTD.での品質向上 を目的としたUV印刷機の購入に充てるほか、CRESTEC USA INC.でのオフ ィス移転に伴い内装の改築費用に充てる予定であります。